移住された方に、移住のきっかけや、やまぐち暮らしの良さを語っていただくコーナーです。
今回は、長門市に移住(Iターン)された、香月大輔(かつき だいすけ)さん・弓希子(ゆきこ)さんご夫妻に、移住先の魅力や今後の目標などについて伺いました。
―海と山に囲まれた絶景の島にいながら、街まで車でわずか10分。生活するポイントを押さえつつ、大自然を楽しめるところが魅力的ですね―
長門市|香月大輔さん・弓希子さんご夫妻 後編
長門市に住んでみて、どんなところに魅力を感じますか?
大輔さん)やっぱり海がきれいですね。色が全然違います。今の家はロケーションが良いので、本当に気に入っています。それに魚介類や焼き鳥は抜群においしいです。友人が時々遊びに来るんですが、「帰りたくない」とよく言っています。
弓希子さん)近所に住む地元の方がとにかく優しいです。「魚が揚がったからあげるよ」って持ってきてくれたり、他にもわかめや夏みかん、自分の家の畑で採れた野菜を持ってきてくれたりします。この前はマグロ1匹丸々いただきました。おかげで食事が以前よりグレードアップしています(笑)。
大輔さん)その分、何かお手伝いできることがあれば進んでするように心掛けています。地元の方とのつながりはありがたいですね。地域の自然のことを熟知しておられるので、「今日は風が強くなるから、駐車場所を変えた方が良いよ」とか、僕たちじゃ気付かないことも教えてくれます。
弓希子さん)海と山に囲まれた絶景の島にいながら、街まで車でわずか10分。生活するポイントを押さえつつ、大自然を楽しめるところが魅力的ですね。
今後の目標やビジョンはありますか?
大輔さん)僕は船を買いたいです。良い船に出会えるのを今から楽しみにしています。子どもが大きくなったら一緒に船に乗って釣りに行きたいですね。
弓希子さん)今後は自然が身近にある今の暮らしにワクワクしながら生活できれば良いですね。長門市に来てまだ数カ月しか経っていませんが、これから季節が移り変わって、海や地域の風景が変化していく様子を感じられるのも楽しみです。
移住を考えている方へ、メッセージをお願いします
弓希子さん)「移住」というと、ちょっと気を張ってしまうかもしれませんが、少しラフに考えてみても良いかと思います。皆さんそれぞれ仕事や家庭の状況があるので一概には言えませんが、「好きなことや好きな場所に暮らしを重ね合わせてみよう」と一歩踏み出すのもありだと思いますよ。
大輔さん)移住先では、とにかく人見知りしないこと。地元の人たちとどんどん関わっていくのが大切です。僕たちの住む青海島は高齢化が進み、空き家も多い地域なので、若い家族が来ることをすごく歓迎してくれます。仲良くなると、いろんなことを教えてくれますしね。
香月大輔さん・香月弓希子さん
かつき・だいすけ/かつき・ゆきこ/長門市在住
福岡県飯塚市出身。「海の近くに住みたい」という夢を持ちながら福岡県で生活していたが、社会人生活の折り返し地点になる40代に入るタイミングで、夢を叶えるために家探しを開始。
2021年秋、長門市青海島で今の家に出会い、移住を決意。翌年の2022年3月から、夫婦と娘の家族3人で新しい生活を楽しんでいる。