トップページ > 2022年10月28日 やまぐち住んで民?
やまぐち住んで民?

移住経験者に聞きました

移住された方に、移住のきっかけや、やまぐち暮らしの良さを語っていただくコーナーです。
今回は、長門市に移住(Iターン)された、香月大輔(かつき だいすけ)さん・弓希子(ゆきこ)さんご夫妻に、移住のきっかけなどについて伺いました。

―「大好きな海の近くで、のびのびと子育てや仕事ができる暮らし」を求めた結果、青海島が一番ピッタリだったんです―
長門市|香月大輔さん・弓希子さんご夫妻 前編

香月さんご家族の写真

Iターンされたきっかけを教えてください。

大輔さん)二人とも福岡県出身です。僕は介護職で約20年、妻は旅行会社に15年ほど勤めていました。元々二人とも海が好きだったので、「海の近くで暮らしたいね」と話していたんです。「船の係留所があるような海のすぐ近くに住んで、自分の船で海に出られたら良いな」という夢がありました。

弓希子さん)そうは言っても仕事もあるし、踏み切れないままでした。
でも、このまま定年まで待ち続けるより、社会人生活の折り返し地点になる40代に入るタイミングで一度リセットしてみようと、海の近くの家を探し始めました。

大輔さん)初めは九州で探していたんですが、なかなか理想に近い所がなくて、山口県にも足を伸ばしてみることにしました。その際、長門市の定住支援制度を知り、空き家バンクに登録しました。「家の前に海が見えて、船を停められる家」という注文に応えてもらい、3件目に紹介してもらったのがこの家です。僕は福岡での仕事を辞める気はなかったんですが、この家を見た瞬間「辞めよう」と思いました(笑)。即決でしたね。

弓希子さん)「移住しよう!」と意気込んでいたわけではなく、「大好きな海の近くで、のびのびと子育てや仕事ができる暮らし」を求めた結果、青海島が一番ピッタリだったんです。福岡県から隣県の山口県への移住ですし、あまり気負うことはありませんでした。私が勤めている会社の支店閉鎖なども重なり、決まり始めるとトントン拍子に進んでいきましたね。

大輔さん)周りには猛反対されました(笑)。なんとか説得しましたが、仕事を辞めるにはまだまだ若いし、子どもも1歳。「仕事を辞めて山口県に行くなんて何事か」と、びっくりしたんだと思います。
インタビューを受ける香月大輔さん・弓希子さんご夫妻の写真

移住を決めてから、実際に移住するまでの流れを教えてください。

大輔さん)家の購入を決めてから、の購入を決めてから、まずは大家さんとの直接交渉がありました。所有する土地の範囲の調査や価格交渉は自分たちで行います。
その後、リフォーム業者と間取りを決めて、施工に入ってもらいました。僕たちは打ち合わせのたびに、福岡と往復しながら少しずつ荷物を運び込みました。自分たちで引越し作業をしたので、そこは少し大変でしたね。今の家に住み始めるまで、5カ月ぐらいかかりました。

弓希子さん)補助金や支援制度もひと通り調べました。長門市には、子育て世帯が対象となるリフォーム費用の支援制度があったので活用しました。

後編では、移住先の魅力などについて伺います。(11月25日(金曜日)に配信予定)

※「山口県YY!ターン(UJIターン)・移住支援サイト住んでみぃね! ぶちええ山口」から転載しています。

香月大輔さん・香月弓希子さんのプロフィール写真

香月大輔さん・香月弓希子さん

かつき・だいすけ/かつき・ゆきこ/長門市在住
福岡県飯塚市出身。「海の近くに住みたい」という夢を持ちながら福岡県で生活していたが、社会人生活の折り返し地点になる40代に入るタイミングで、夢を叶えるために家探しを開始。
2021年秋、長門市青海島で今の家に出会い、移住を決意。翌年の2022年3月から、夫婦と娘の家族3人で新しい生活を楽しんでいる。