移住された方に、移住のきっかけや、やまぐち暮らしの良さを語っていただくコーナーです。
今回は、下関市に移住された、合同会社CRAFTSMAN 代表 青山高志(あおやま たかし)さんに、下関市の魅力や今後の目標などについて伺いました。
―豊かな自然と都会的な便利な暮らしの両方がある、ちょうどいい街のサイズ感が下関市の魅力だと感じています―
下関市|青山高志さん 後編
休日はどのように過ごされていますか?
サービス業なのでなかなかゆっくりできる機会は少ないですが、休みが取れたときには、山口県内各地の温泉やカフェを巡っています。
移住してまだ4年しか経っていないので、山口県について知らないことがたくさんあります。もっといろいろなところに足を運んで、自分だけのお気に入りの場所を見つけていきたいですね。
下関市のどんなところに魅力を感じていますか?
豊かな自然と都会的な便利な暮らしの両方がある、ちょうどいい街のサイズ感が下関市の魅力だと感じています。
大き過ぎず、小さ過ぎず、何もないわけでもなく、いろいろあり過ぎるわけでもない。人と人との距離も、都会ほど離れ過ぎていないし、かといって近過ぎることもない。
移住した当時は、友人の地元というだけで下関市に対する思い入れはそんなに強くありませんでしたが、今では「下関がいい。下関じゃないといけない」と思うほど、愛着が湧いています。
今後の目標を教えてください。
地域の皆さんのため、そして従業員や家族のためにより一層まい進していきたいと考えています。
そのためにも、店舗数を増やすのではなく、サービスのさらなる充実や地域イベントの企画・運営、ご当地ブランドの開発などに力を注いでいこうと思っています。
そして、地域の方々にとって必要不可欠な存在になれるように、小さな信頼をコツコツと積み重ねていきたいですね。
山口県への移住を考えている方に向けてアドバイスをお願いします。
できるだけ現地に足を運んでみることをお勧めします。
簡単に情報が入手できる時代だからこそ、自分自身の五感をフルに使って、じっくりと時間をかけて吟味することが大切だと思います。ぜひ訪れた際には、地元のお店にふらっと入って、地域の人と会話を楽しんでみてください。そうすることで、イメージと実際の生活とのギャップが少なくなり、よりスムーズに地域に溶け込めるようになると思います。
青山高志さん
あおやま・たかし/下関市在住 合同会社CRAFTSMAN 代表
神奈川県横浜市出身。神奈川県の大学を卒業後、大手スポーツ用品メーカーに就職。
2016年、下関市出身の大学時の友人がUターンしてCRAFTSMAN COFFEE ROASTERSを創業するのを機に、アドバイザーとして経営に参加。
2017年に、本格的に経営に加わるために、5年間勤めた会社を退職して下関市に移住。現在は合同会社CRAFTSMAN の代表として、直営店3店舗、フランチャイズ店1店舗、プロデュース店1店舗の運営のほか、年に5件程度、地域イベントの企画・運営を手掛けている。