トップページ > 2022年4月22日 やまぐち住んで民?
やまぐち住んで民?

移住経験者に聞きました

移住された方に、移住のきっかけや、やまぐち暮らしの良さを語っていただくコーナーです。
今回は、宇部市に移住(Iターン)された、やまぐちヘルスラボ総括マネージャー 中村真二(なかむら しんじ)さんに、移住前の暮らしぶりや移住を決めた理由などについて伺いました。

―「やまぐちヘルスラボ」の仕事を紹介してもらったことがきっかけで、山口県に来ました―
宇部市|中村真二さん 前編

中村真二さんの写真

Iターンされる前は、どちらにいらっしゃったんですか?

千葉県にいました。出身は石川県です。大学入学をきっかけに、大阪府に住み始めました。
その後、大阪府の企業に就職し、主に通信事業に携わってきました。千葉県に移り住んだのは20年ぐらい前のことです。いくつかの企業を渡り歩き、取締役職にも就きました。今も数社の取締役・代表取締役を兼任しています。

Iターンされるまでの経緯を教えてください。

宇部市は、妻の実家があるんです。妻は一人っ子で、先々を考えると、このまま両親と離れて、千葉県で暮らし続けることへの不安がありました。また、何かあった時に急に山口県に戻るとなると、大変だろうとも思ったんです。それで、妻とは「タイミングがあれば山口県に移って、先に生活の基盤を作っておこう」と、4年ぐらい前から話していました。
移住したのは、2020年の11月です。今、携わっている「やまぐちヘルスラボ」の仕事を紹介してもらったことがきっかけで、山口県に来ました。
インタビューを受ける中村真二さんの写真

移住する前に準備したり、調べたりしたことはありますか?

移住を検討し始めた頃から、東京都にある「やまぐち暮らし東京支援センター」に何度か顔を出していました。「いずれ山口県に移住しようと思ってるんですよね」と話していて。この「やまぐちヘルスラボ」の仕事は、いろいろなご縁が繋がって、決まったんです。

「やまぐちヘルスラボ」では、どんなことをしているのでしょう?

「やまぐちヘルスラボ」は、山口県と山口市が共同で行っている事業です。
主軸となるのは二つで、一つは「県民の健康を促進・サポートする」ということ。もう一つは、「ヘルスケア関連産業の創出・育成」です。企業のヘルスケア事業の開拓や製品の開発に、県民の皆さまが評価・検証をして関わることで、より質の高いものを生み出せるよう、両者を結びつける役割を担っています。
具体的には、健康に関する講座を開催したり、新商品開発のためのモニター調査の参加者を募集したり、といった活動をしています。
「やまぐちヘルスラボ」外観の写真

後編では、移住先での暮らしなどについて伺います。(5月27日(金曜日)に配信予定)

※「山口県YY!ターン(UJIターン)・移住支援サイト住んでみぃね! ぶちええ山口」から転載しています。

中村真二さんのプロフィール写真

中村真二さん

なかむら・しんじ/宇部市在住 やまぐちヘルスラボ総括マネージャー
石川県金沢市出身。大学進学をきっかけに大阪府に移り、その後、千葉県で暮らす。

2020年11月に、やまぐちヘルスラボ総括マネージャーとして就任するタイミングで宇部市に移住。県民の健康促進と、ヘルスケア産業の創出支援を主軸に、企業・行政・県民のつなぎ役として事業に取り組んでいる。