トップページ > 2021年8月27日 やまぐち体験部
やまぐち体験部

光市|桟橋で釣り体験

皆さんは、「山口県」といえば、何を思い浮かべますか? 「フグ」、「秋吉台」、「錦帯橋」…。
それだけ?! いやいや、山口県には他にも知ってもらいたい魅力が、各地域にたくさんあります!
そんな地元民がおススメしたい山口県の魅力を「体験」を通じてお届け♪
第10回は光市のフィッシングパーク光で釣り体験をしてきました!

フィッシングパーク光の外観写真

フィッシングパーク光の外観

今回は知り合いの親子と一緒に釣り体験にやって来ました。この日は魚がたくさん釣れるようにと朝早く5時からのスタートです。
瀬戸内海国立公園象鼻ヶ岬(ぞうびがさき)の外海に面するフィッシングパーク光は、天然の好漁場に加え、魚礁(ぎょしょう)の設置や稚魚の放流などにより豊富な魚種・魚数を誇り、多くの釣り人に愛好されています。
と言っても私たち今日は釣り道具を一切持ってきていません。でもご安心を! ここでは釣りざおからエサまでその場で借りたり購入したりできるので、手ぶらで来ても大丈夫なんです! もちろん自分の釣りざおを持ち込むこともできます。道具がなくても気軽に釣りが始められるので初めての方にも優しいですね。

釣りの準備

管理棟の写真

管理棟。ここで受付をします

ライフジャケットを着用した子どもたちの写真

ライフジャケットの着用

貸し出し用の釣りざおの写真

貸し出し用の釣りざお

釣り具の写真

釣り具がたくさん並べられています

フィッシングパーク光の入口にある管理棟で受付を済ませたら、まずはライフジャケットを着ます。小学生以下のお子さんは必須、大人でも希望する人は無料で借りることができます。 そして、釣りざおと釣った魚を入れるバケツを借り、エサも買います。釣りざおは一本500円(税込)で借りることができ、エサは一袋300円(税込)で買うことができます。いろんな種類の釣り具が販売されているので、どれを買うか悩む時間も楽しいです。準備が整ったところでさっそく釣り場に向かってみましょう!
渡り桟橋を渡っている様子の写真

渡り桟橋を通って釣り桟橋まで行きます

渡り桟橋を渡って陸から少しずつ離れていきます。渡り桟橋と釣り桟橋はとても長く、合わせると272メートルにもなります。自分の釣り場を決めたらさっそく釣りの準備をします!

釣り体験スタート!

釣り場から見える空と海の写真

釣り場から見える空と海

早朝なので朝日を海越しに見ることができました! きれいなグラデーションの空が海に反射し、金色にきらきらと輝いている海に見とれてしまいます。私にとってなかなか見る機会がないこの景色に、思いがけずすがすがしく穏やかな気持ちになれました。
管理人さんに教えてもらっている様子の写真

管理人さんに教えてもらいます

エサをコマセカゴに詰めている様子の写真

エサをコマセカゴに詰めます

さて、ここではサビキ釣りという方法で釣りをします。エサに似せた針と、コマセカゴというエサを入れるカゴが一つになっている仕掛けで、さおを上下に動かしエサを拡散して魚をおびき寄せてから釣ります。
実は私、釣りをやったことがありません。まず釣り方に種類があるということさえ知らなかったのです...ですが管理人さんが釣り方から釣るポイントまでしっかりと教えてくださいました。
まずはエサをコマセカゴに入れます。ここでポイント! エサは海の中で魚のいる場所に届くまでにこぼれてしまわないよう、しっかり押さえながら詰めます!
子どもがお父さんと協力して釣りをしている様子の写真

お父さんと協力!

魚を釣りあげる様子の写真

何が釣れたかな~?

一緒に来た釣り経験者の親子は私が説明を受けている間に少し離れた場所で釣りを始めていました! お兄ちゃんがお父さんと協力して釣りを楽しんでいます。お母さんと妹ちゃんはそれを見守ります。「何が釣れるかな~?」「がんばれ~!」という声が聞こえてきます。
子どもが魚を持っている様子の写真

釣れたぁ!!!!!!!!!

お父さんが針から魚を外している様子の写真

針から魚を外します

そんな声を聞きながら私は魚が針に食いつくのをじーっと待っています。
少し経って一緒に来ていた親子から喜ぶ声が聞こえてきました! なんと大きめの魚を釣ることができたようです! これはなんの魚かなぁと話していると近くで釣りをしていた方が「クロ(メジナ)」だよと教えてくださいました! 子どもたちの喜ぶ姿を見て少し離れたところで釣りをしていた私も嬉しくなりました! お兄ちゃんは釣れた魚を持って大喜び! 危ないので針から外すのはお父さんが行います。
この後もたくさん魚が釣れたようで、喜びの声やお父さんを応援する声でいっぱいでした!
バケツの中の魚の写真

私が釣った魚たち

親子が釣った魚の写真

一緒に来た親子が釣った魚たち

3時間ほど釣りをして、私の釣った魚は小さなチダイとサバとスズメダイが数尾。一緒に来ていた親子はクロなどの黒くて大きめの魚がたくさん釣れたようです。これらを見比べると、場所によって釣れる魚が全然違うことがわかります! 時間によっても変わるのかな~などと考えるとどんどん釣りの沼にはまってしまいそうです(笑)
今回は釣れなかったのですが、今の時期にはスズキやアジなども釣れるそうです。
この季節は暑いので行かれる方は小まめに水分補給をしたり、帽子をかぶったりして熱中症対策もしっかりと行いましょう! 管理棟まで戻れば自動販売機や日陰の休憩所もあるのでそれも利用するといいですね。
記念写真

記念に1枚パシャリ!

最後に記念撮影です! 家族でゆっくりと楽しめ、自然に触れることができるこの釣り体験。初めての体験で釣れるかどうか不安でしたが、思っていたよりたくさんの魚を釣ることができてとても嬉しく、いい思い出になりました! その後も親子連れのご家族が何組かやって来ていました。子どもたちにも大人気ですね。
持ち帰り用の袋に氷を入れた様子の写真

氷を入れて持って帰ります

魚を触っている様子の写真

触ってみると...

釣った魚はすべて持って帰ることができます。私たちは氷を持ってきていなかったので管理棟で氷を購入し、持って帰ることに! そうしていると妹ちゃんが魚を触って「ヌルヌルだ~」と喜んでいました。さっき釣ったばかりの新鮮な魚に興味津々です。
釣った魚は家に帰って夜ご飯にしました! チダイをお吸い物にしてみたのですが、お汁に魚の出汁がしっかりと出ていてとてもおいしかったです。自分が釣った魚だけあってゆっくり味わって食べることができました。

周辺施設

室積海岸の写真

室積海岸

冠山総合公園オートキャンプ場の写真

冠山総合公園オートキャンプ場

フィッシングパーク光の近くには海水浴場としても知られている室積海岸や、キャンプ場を備え、自然を満喫できる冠山総合公園オートキャンプ場などがあります。釣りをした後も、きれいな砂浜を歩いたり公園に行ったりして一日中自然を楽しめますね。

今回体験した場所はこちら!

フィッシングパーク光の地図
 
体験料基本釣り料金(入園料金+4時間)
大人:690円(税込)
子ども:410円(税込)
住所光市室積6丁目17-1
TEL0833-79-0377
開園時間4月・9月・10月:6時から21時まで
5月から8月:5時から21時まで
11月・3月:6時から20時まで
12月・1月・2月:7時から17時まで
休園日水曜日(祝日の場合は開園)
年末年始(12月30日から翌年1月2日まで)
駐車場約50台(無料)
アクセス山陽道熊毛ICより県道144号および国道188号を経由して車で約40分