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行ってみよう! 見てみよう!

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山口市

山口県立美術館「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」

多くの人々をひきつけてやまない古代エジプト文明。その貴重な遺物に出合える「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」が9月18日(土曜日)から11月7日(日曜日)まで、山口県立美術館で開催されます。
「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」のチラシの画像
ライデン国立古代博物館は、1818年にオランダの大学都市ライデンに設立された歴史ある博物館。かつてライデン大学が所蔵していた遺物を基盤にした約2万5千点ものエジプト・コレクションは、ヨーロッパにおける五大エジプト・コレクションの一つに数えられます。また、ライデン国立古代博物館は現在もエジプトで発掘調査を行うなど、世界をリードする研究を行っていることでも知られます。
そのライデン国立古代博物館が所蔵するエジプト・コレクションから、今回約250点が日本で展示されます。中でも見どころは、大きく二つ。まず一つは、10数点もの貴重なミイラ棺の展示です。しかも、それらの棺は横に寝かせた状態ではなく、ライデンでの常設展示をイメージし、立体展示という、特別に立てた状態での展示が予定されています。これによって棺が並ぶ圧巻の空間を体験でき、棺に記されたヒエログリフ(古代エジプトの象形文字)や神々の図像などを間近に見ることができます。
《ホルの外棺》 Image © Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
《ハレレムのミイラ》 Image © Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
もう一つの見どころは、ライデン国立古代博物館によるミイラへのCTスキャンの研究成果の公開で、その公開は今回の巡回展が世界初です。神聖なミイラに巻かれた包帯を剥がすことなく行われたCTスキャン。その結果からは生前の食生活や死亡時の年齢を推定する手掛かりなどを得られ、今回の展示では1体の人間のミイラに幾つもの護符が置かれていたことや、蛇と見られるミイラが歯の形状からコブラだった可能性を紹介します。
《パディコンスの『死者の書』》 Image © Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
《護符とビーズの首飾り》 Image © Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)
その他にも、ツタンカーメン王の倚像(いぞう)や、「猫の像」など動物の神々の像、ヒエログリフで呪文が記された「死者の書」、死後の世界の日用品として埋葬された美しいガラス壺、ミイラを呪術的に保護した色とりどりの美しい宝飾品、金彩のミイラマスクなどの興味深い品々が展示されます。
何百もの神々に守られ、死後の世界が信じられていた古代エジプト文明。遥かな時空を越えてやってきた偉大で魅惑的な文明に、山口で出合ってみませんか。
開催期間 9月18日(土曜日)から11月7日(日曜日)まで。
※開幕日が9月27日(月曜日)に延期されました
新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、混雑時の入場制限などを行う場合があります。ご来館の際は、公式ホームページにて最新の情報を必ずご確認ください
場所 山口県立美術館
宇部市
うーばー・プロジェクトプレゼンツ「花の森」
トイレットペーパーの芯で作った花の写真
トイレットペーパーの芯で作ったカラフルな作品の写真

市制施行100周年、野外彫刻展60周年を迎える宇部市。アートを介してコミュニティを育む「うーばー・プロジェクト」の参加型企画の一つです。トイレットペーパーの芯を再利用して花を作って、会場を飾り、みんなで「花の森」を作ろうというイベントです。あなたも花の森づくりに参加してみませんか。

開催期間 9月27日(月曜日)まで。なお、デルタ株感染拡大防止集中対策のため9月12日(日曜日)まで休館
※休館日が9月26日(日曜日)まで延期されました
場所 ときわミュージアムUBEビエンナーレライブラリー(ときわ公園内)
周南市
ナシ・ブドウ狩り
須金のナシの写真
須金のブドウの写真

周南市の中山間地域にある須金(すがね)地区では、山口県のエコやまぐち農産物認証制度のエコファーマーに認定された16軒の農園で、ナシ・ブドウの生産が盛んに行われています。毎年8月下旬には観光農園をオープンし、多くの人々がナシ・ブドウ狩りに訪れます。時期や果樹園によって異なるナシやブドウのさまざまな品種を楽しめます。

開催期間 10月上旬まで
場所 須金地区の観光農園(須金フルーツランド)
山口市
竹製のバンブーバイクで走る阿東・里山サイクリングツアー
バンブーバイクで走る様子の写真
バンブーバイクでSL山口号と並走している様子の写真

竹を用いて作った自転車“バンブーバイク”で里山を走るツアーです。美しい山並みを背景に、広がる田園や旧石州街道沿いの古い町並みなどを走ります。地元産食材による「あとう路弁当」を味わった後は、JR山口線を走るDL(ディーゼル機関車)「やまぐち」号との並走体験も楽しめます。なお「山口ゆめ回廊博覧会」のイベントの一つです。

開催日 9月4日・18日、10月2日・16日、11月6日・20日(いずれも土曜日)。1週間前までにEメールで要予約
場所 阿東地域
防府市
重要文化財旧毛利家本邸・名勝毛利氏庭園を隅から隅まで楽しむガイド付きツアー
旧毛利家本邸の写真
毛利氏庭園の写真

昨年、保存修理工事が完了した歴代藩主の画像が掲げられた画像堂など、普段は見ることができない貴重な場所や、国指定名勝「毛利氏庭園」を、ガイドの解説付きで見学できるプレミアムなツアーです。見学後は旧毛利家本邸に隣接する茶房で、毛利家ゆかりの和菓子よもぎ餅をいただきます。なお「山口ゆめ回廊博覧会」のイベントの一つです。

開催日 9月4日(土曜日)、10月2日(土曜日)、11月6日(土曜日)、12月4日(土曜日)。1週間前までに要予約
場所 旧毛利家本邸・毛利氏庭園など
下関市
下関市立歴史博物館 毛利元就没後450年記念特別展「毛利VS大友-海峡の戦国史 第2章」
毛利元就没後450年記念特別展「毛利VS大友-海峡の戦国史 第2章」のチラシの画像
「毛利元就御座備図」(部分)(下関市立歴史博物館蔵)

戦国時代、長府の長福寺(現在の功山寺)で大内義長(おおうち よしなが)を自害に追い込み、西国一の大名・大内氏を滅亡させた毛利元就(もうり もとなり)。その後、北部九州の有力大名・大友(おおとも)氏と戦うことになり、長府に本陣を置き、軍勢を指揮しました。元就の生涯最後の決戦を、毛利氏と大友氏の海戦を描いた「豊前今井元長船戦図(ぶぜん いまい もとなが ふないくさず)」(大分市歴史資料館蔵)などの展示資料を通じて紹介します。

開催期間 9月17日(金曜日)から11月7日(日曜日)まで
※9月26日(日曜日)まで休館
新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、イベントの内容の変更などを行う場合があります。ご来館の際は、公式ホームページなどで最新の情報を必ずご確認ください
場所 下関市立歴史博物館
萩市
上田名誉宮司又は白上宮司によるプレミアムな松陰神社ツアー
松下村塾で講話を受ける様子の写真
松下村塾の写真

松陰神社の境内には幕末、吉田松陰(よしだしょういん)が高杉晋作(たかすぎ しんさく)ら多くの志士たちを育んだ「松下村塾」の建物が残され、大切に守られています。このツアーでは、普段は入室できない松下村塾の畳の上に座って上田名誉宮司あるいは白上宮司の講話を聴き、かつての塾生たちに思いをはせるプレミアムな体験を楽しめます。なお「山口ゆめ回廊博覧会」のイベントの一つです。

開催日 9月14日(火曜日)、10月12日(火曜日)、11月9日(火曜日)、12月14日(火曜日)。2週間前までに要予約
場所 松陰神社