トップページ >2021年6月25日 行ってみよう! 見てみよう!
行ってみよう! 見てみよう!

イチオシ

萩市

萩博物館「萩・昆虫城 夏の陣」

毎年、ユニークな展示ストーリーや、学芸員が扮(ふん)する面白くてかっこいいオリジナルデザインのキャラクターなどを通じて、子どもたちをワクワクさせてくれると大評判の萩博物館の夏の特別展。今年は「萩・昆虫城 夏の陣」と題して7月10日(土曜日)から9月20日(月曜日・祝日)まで開催されます。
萩・昆虫城夏の陣のポスターの画像
今回の特別展は昆虫展。展示ストーリーの舞台となる萩・昆虫城とは、カブトムシを城主とし、ノコギリクワガタや、ミヤマクワガタらを家臣とする架空の城です。夏ミカンの木々に彩られた萩・昆虫城が奇妙な強敵に狙われているという知らせを受けた腕自慢の昆虫侍「侑馳辺天道(ありだべ てんとう)」が、野山に潜む剛腕な昆虫たちの威嚇をかわしながら助太刀に!!…という筋書きで構成されます。
萩・昆虫城夏の陣のチラシ中面の画像
昆虫たちの攻防は、萩博物館が所蔵する約1,500種類・約15,000点の展示標本を通して紹介されます。決して引かないため「勝虫(かちむし)」と呼ばれるトンボの古豪(こごう)・ムカシヤンマや、明治時代に萩のドイツ人教師が発見した伝説の新種・ハギチビゴミムシ、出現率数万分の一の雌雄同体・ヒラタクワガタ…。萩に生息する全国的に希少な美しいチョウや、青白く輝く海外のカブトムシなどの昆虫標本も展示されます。
山陰本線のディーゼルカーの写真
港に揚がったリュウグウノツカイの写真
また、特別展と合わせて8月9日(月曜日・休日)・9月12日(日曜日)には「山陰本線ディーゼルカーで行く! 珍魚ウォッチングツアー in 萩」も行われます。貸し切り列車で萩市江崎へ行き、港に揚がったリュウグウノツカイなど、本物や生の珍しい魚を観察したり、触ったりできる体験イベントです(10組限定。有料。申し込みなど詳細は萩博物館公式ホームページで7月前半に公開予定)。
それにしても萩・昆虫城 夏の陣で気になるのは、奇妙な強敵と、腕自慢の侑馳辺天道の正体です。侑馳辺天道の正体は名前にヒントがありそうで、なぜ助っ人に現れたのかも、どうやらワケがありそう。謎を秘めた昆虫たちの攻防戦の詳細は、展示を見てのお楽しみ。あなたも夏の陣へ。いざ出陣を!!
開催期間 7月10日(土曜日)から9月20日(月曜日・祝日)まで。なお、新型コロナウイルス対策のもと、安心・安全に観覧できるよう、完全予約制となっています
(萩博物館公式ホームページで7月1日(木曜日)より予約受付開始)
場所 萩博物館
岩国市
羅漢山
らかん高原の写真
らかんオートキャンプ場の写真

岩国市北部にそびえる高峰「羅漢山」。標高約900メートルの地には高原が広がり、自転車広場やドッグラン、テニスコートなど、充実した設備を備えたオートキャンプ場があります。さらに山を少し上れば、らかん高原放牧場やハイキングコースで楽しめるほか、中国山地の山並みを眼下に望みながら爽快な気分を満喫できます。

場所 羅漢山
長門市
青海島観光汽船
青海島観光汽船の写真
青海島の海岸線を進む観光汽船の写真

青海島は、北長門海岸国定公園の中心に位置する周囲約40キロメートルの島。青く澄んだ海と、海中からそそり立つ奇岩や断崖絶壁、石柱など、迫力ある海岸線が有名で、「海上アルプス」とも呼ばれています。大自然が創り上げた洞門など、ダイナミックな岩の芸術作品を、潮風や波を感じながら遊覧船で間近に楽しむことができます。

場所 青海島
防府市
防府天満宮七夕まつり
防府天満宮七夕まつりの写真
社殿ライトアップの写真

境内に作り出される幻想的な光の空間「光の斎庭(ゆにわ)」が毎年話題を呼んでいる防府天満宮七夕まつり。今年は七夕笹飾りや、ビニール傘を組み合わせるなどして作る傘玉アート、社殿ライトアップなどが行われます。7月3日(土曜日)には、シャボン玉を楽しむ野外イベント「祈泡-ki-bou-」も行われます。

開催期間 7月1日(木曜日)から7日(水曜日)まで
場所 防府天満宮
山口市
山口県立美術館「小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ」
小村雪岱「青柳」 木版多色刷 1941年頃 個人蔵
小村雪岱「おせん 雨」木版 1941年頃 清水三年坂美術館蔵

大正から昭和初期にかけて、装丁や挿絵、舞台装置画、肉筆画、版画など多岐にわたるジャンルで、数々の斬新で繊細な作品を生み出した美術家・小村雪岱(こむら せったい)の展覧会です。江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した雪岱の作品。洗練された美の世界を堪能することができます。また、浴衣や着物で来館された方には、観覧料の割引があります。

開催期間 7月8日(木曜日)から8月29日(日曜日)まで
場所 山口県立美術館
周南市
周南市美術博物館「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」
トマス・ハーヴェイ夫人 「ローザ・ケンティフォリア(キャベツローズ)とローザ・ガリカ(フレンチローズ)の栽培品種(バラ科)」1800年 水彩、紙 キュー王立植物園蔵 (c)The Board of Trustees
フランツ・アンドレアス・バウアー 「ゴクラクチョウカ(ストレリチア・レギネ)(ゴクラクチョウ科)」1818年 石版、手彩色、紙キュー王立植物園蔵 (c)The Board of Trustees

世界最大級の植物園である英国王立植物園キューガーデン。その規模はジョージ3世とシャーロット王妃の時代に飛躍的に広がりました。20万点を超えるボタニカルアート(植物画)を所蔵していることでも知られ、展覧会では、そのキューガーデンのコレクションを中心に、18から19世紀初めの精緻で美しいボタニカルアート約100点を展示。王妃に見いだされた王室御用達ウェッジウッド社の陶磁器「クイーンズウェア」や家具など約30点も展示されます。

開催期間 7月16日(金曜日)から8月29日(日曜日)まで
場所 周南市美術博物館
下関市
角島のハマユウ
角島のハマユウの写真
海士ヶ瀬に架かる角島大橋の写真

コバルトブルーの海士ヶ瀬(あまがせ)に架かる、全長1,780メートルの美しい「角島大橋(つのしまおおはし)」で知られる角島。島の西にある岬「夢崎(ゆめさき)」には、日本海側で初の洋式灯台として明治9(1876)年に初点灯された美しい「角島灯台」があります。その灯台の近くにある夢崎波の公園などには、夏になるとハマユウが白い花を咲かせ、角島の風景に彩りを添えます。

見ごろ 例年7月20日前後
場所 角島